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大阪弁護士会

大阪弁護士会は、法曹人口問題についての8月6日臨時総会に向けて、真っ二つに割れている。 ☆毎日新聞 法曹人口:司法試験合格者抑制 大阪弁護士会、真っ二つ 政府への意見表明 http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2008/07/27/20080727ddn001040003000c.html ☆朝日新聞 大阪弁護士会、司法試験合格者2千人に抑制要求へ http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200807250097.html 8月6日臨時総会で法曹人口増員問題について決議される予定の決議案が、2つある。 その、いずれの決議案か、ということについて、大阪弁護士会、ほぼ真っ二つ。 ひとつは、執行部案=年配の弁護士の賛成する案=日弁連執行部案であり、「司法試験合格者についての見直し」を求めるだけの案。 もうひとつは、法曹問題プロジェクトチーム案=若手弁護士の賛成する案であり、「司法試験合格者を前年より減少させろ」という案。 いずれも、文言はにているのだが、意外と、意味するところは深い。 執行部案は、ようするに、増加のペースを、もうちょっとゆっくりにしましょう。ただ、「3000人」という数字は達成します。という案。 法曹問題プロジェクトチーム案は、ようするに、3000人という数字を否定し、もっと少ない数字にしろ、という案。 この違いの根底には、今までの司法改革に対する肯定評価、否定評価、がある。 執行部案は、ようするに、中坊チルドレンの意見なのだ。今まで、自分たちが主体となってやってきた司法改革を否定されたくない、という意地が、ベースになっている。 じつは、本日、執行部案に賛成な人間の集会を、こそっとスパイしてきた。 「法曹問題プロジェクトチーム案は、司法改革を否定しようとしているっ!」 と、えらい剣幕だった。 やつらは、司法改革を否定されることが、自分を否定されることだと考えてやがる。 若手は、一連の司法改革のなかで、少なくとも、司法試験の合格者激増計画だけは、完全に失敗だと率直に認識している。 そして、おもしろいことに、中坊世代よりも上の世代の弁護士( 年齢にすれば70歳以上くらいか)は、若手と同じく、司法試験の合格者激増計画だけは、完全に失敗だと率直に認識しているのだ。 なんというか、中坊世代は、上の世代から奪取した権力を維持することに腐心し、若手が自分と異なる意見を持つことに耐えられないようだ。 中坊世代の会合に、こっそりと侵入したら 「若手と意見交換ができない」 と、年配弁護士が悩んでいるということだったのだが、話をよく聞くと 「若手が、私に賛成してくれない」 ということをもって「意見交換できない」と表現しているのだ。 おいおい... 若手は、そりゃ、自分の意見をもってて当然やん。 中坊世代の弁護士は、なんか、自分らの意見が通らんことをもって 「意見交換ができない」 「コミュニケーションがとれない」 「なにを考えているかわからない」 などと表現する、困ったちゃんらだわ。 若手弁護士が「なにを考えているか」ということなら、答えは明白である。 弁護士が、はたして、今後、食っていけるかどうかを考えているのだ。

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